2021年7月31日 サイエンスらいおんカフェ第100回(藤平昌寿さん)
※事前の広報内容はこちらです。
2013年1月に始まったサイエンスらいおんカフェ。
昨年の新型コロナウイルスの影響による一時休止を挟みながらも、毎月開催しながら約8年半。
ついに100回の大台に乗ることができました!
ゲストや参加者をはじめ、多くの皆様に支えていただきながら、ここまで継続することができました。
ありがとうございます。
さて、記念すべき第100回は、これまでのカフェを振り返る「らいおんカフェ100連発!」。
全てのカフェに関わってきたわたくし藤平が、全ての回を振り返ってみようという試みです。
また、昨年2月を最後に中断していた対面形式を一時的にですが、復活。
合わせて、最近増えてきた全国からのオンライン参加者にも同時中継で併催する、ハイブリッド開催を試行してみました。
会場は、宇都宮大谷地区にあるコワーキングカフェ「OHYA BASE」。
こちらの一角のスペースをお借りしました。
wifiは飛んでいるので、
- 私のzoom用PC(内臓マイク・スピーカーも使用)
- 会場全体を撮影しながらzoomに参加し、ギャラリービューを表示するiPad
- iPadの画面を壁面に表示させるためのモバイルプロジェクタ
の3台をwifiで繋いで、対面・オンライン全員が画面・音声を共有できるテレビ会議形式を実現。
これだけで実現できるようになったということは、らいおんカフェが始まった頃には想像もできませんでしたね。
対面会場には5名、オンライン上では10名以上という、カフェとしては最適な人数でした。
また、対面会場には新聞の取材も入っていました。
用意したプロジェクタの輝度が弱い上に、陽射しを遮るカーテン等の無いスペースだったのは、ちょっと想定外。
そんな状況でも、会場の参加者に色々と手助けしていただいたおかげで、いよいよスタート。
100回分の資料を用意はしていましたが、皆さん、ちょっと考えてみましょう。
仮に、1回につき1分お話するだけでも、1時間40分かかるのです(笑)
参加の皆さんには「行ける所まで行きます!」と宣言して、振り返りに入りました。
チラシ+当時の写真数枚を、1回につき1枚のスライドに割り当て、当時のエピソードなどを次々と紹介していきます。
ですが、1/4地点の第25回を紹介した所で、ほぼ1時間。
会場やオンラインの皆さんに感想などを伺いつつ、小休憩を取りました。
この時点で100回は諦めました(笑)
後半も同様に、第50回を紹介した所でほぼ定刻近くに。
後半部分の感想等を伺い、無理くり100回にワープして(笑)、打ち止めとしました。
クロージングをする流れから、記念撮影をすることになり、ギャラリービュー投影画面と一緒に撮影。
(撮影時のみ、マスクを外しています。)
投影輝度が薄くなりましたが、オンラインの皆さんはこんな感じで参加いただきました。
(このほか、音声のみ参加の方も数名いらっしゃいました。)
終了後も、対面会場ではそれぞれが立ち話。この感覚も久しぶりでした。
今回のハイブリッド試行は、何とか成功しました。
いずれコロナが落ち着いて、対面開催が常時復活したとしても、ハイブリッドは継続していきたいな、と改めて思いました。
約1年半ぶりの対面復活で、久しく忘れそうになっていたライブ感覚を少し思い出しました。
そして、かつては主に栃木県内在住の方しか参加しにくかったらいおんカフェが、今や全国各地から参加していただいている状況も前向きに捉え、共に楽しめる企画を創っていければと思います。
参加者からは、「色々な形で取り組んできたんですね。」「途中から参加したので、昔の話を聞けて良かった。」などの感想をいただきました。
翌8/1付毎日新聞・栃木版にカフェの様子が掲載されました。(一部有料記事です)
https://mainichi.jp/articles/20210801/ddl/k09/040/100000c
なお、今回取り残してしまった後半50回分について、「いつ聞けますか?」というリクエストもいただきましたので、別の機会を設けたいと思います。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
[文責:藤平 昌寿(とちぎサイエンスらいおん客員研究員)]