2015年2月15日 電子顕微鏡~ミクロの世界探検~/栃木県立博物館
2/15(日)栃木県立博物館で、電子顕微鏡のイベント「電子顕微鏡~ミクロの世界探検~」が開催されました。
講座は、20分の講座、10分の休憩で全3回の発表。合計で83名が参加。
今回は久々にサイエンスらいおん事務局の斉藤がイベントに参加してみました。
1回目:「12万年前の海の世界」坂井広人さん
化石を調べると、その化石が何の化石かによって、当時の自然の様子がわかるそう。
ある化石を見ながら説明されていたのは、12万年前のこの化石があった場所は黒潮の流れ込む暖かい海で、海藻が生えていて、水深が深く、湾になっている場所だと分かるということでした。今回は貝の化石でしたが、その貝がどんな海に住めるのかでその当時の海の様子がわかる。なるほど~と感心^^
2回目:「鉱物・岩石をでっかく見てみよう!、小暮健太さん」
栃木にゆかりのある岩石ということで、大谷石を紹介。
大谷石の特徴である、耐熱、防音、軽い、等の特徴を顕微鏡で拡大しながら説明してくれました。
顕微鏡で拡大するから、その構造からどんな特徴を持つかが分かりやすい。なるほど~と感心しました^^
3回目:「サクラのタネを見てみよう!、星直斗さん」
サクラにもいろんな種類があり、その種を拡大しながら違いを説明してもらいました。種に寄生しているゾウムシなども見ることができました。
こちらの写真は、休憩中にこっそり先生方の机を覗いた写真です。
このような素材を細かくし電子顕微鏡の台座に載せるようですね。
講座終了後、近くに座っていた小学生の男の子に話しかけてみました。
なんと、今回で5回目の参加だとか!普段から理科が好きだとのこと。とっても興味があるようです。
お父さんも一緒に参加していて、「子どもの内にいろんなものを見せてあげたいんです」と仰ってくれてました。
こうして親子で学ぶ場になってるのは嬉しいですね。一緒に同じものを見てるから、会話もはずむんでしょうね^^
この講座も次回が今年度ラスト。
3月15日(日)開催の最終回では、「参加者持込」のものを電子顕微鏡で見せてくれるとか!
さきほど、話しかけた小学生に「何を持ち込むの?」と聞いてみたところ、「まだ考え中」 だそうでした。
参加者さん達からどんなものが持ち込まれるのか、楽しみです^^