2014年11月29日~30日 科学フェスティバル/栃木県子ども総合科学館
2014年11月29日~30日の2日間、栃木県こども総合科学館で科学フェスティバルが開催されました。
このイベントは、科学館スタッフはもちろん、県内の3大学(宇都宮大学、白鴎大学、帝京大学)の学生たちが子どもたちが楽しめる企画を出展。
空はあいにくの雨模様でしたが、2日間とも、たくさんの来場者で賑わいました。
初日の29日には、サイエンスらいおんプログラムライブラリの一環として、帝京大学の「生物研究部」有志の学生たちが「ぶんぶんゴマを作ろう」という工作教室を出展。
これは10分ほどで簡単にできあがるけれど、文字通りぶんぶん回すにはテクニックが必要とのこと。工作エリアの横には、ぶんぶん回す指導をするスタッフがちゃんといて、参加した子どもたちは「回せた!」と喜んでいました。これ、けっこう楽しいみたいで、科学館のあちこちで、このコマをブンブン回す子どもたちを見かけました(笑)。
30日には、サイエンスらいおん実践講座のプロデューサクラス受講生が仲間を引き連れ「こども科学実験ブース」を出展しました。
あの話題の”はやぶさ”の帰還を、磁石と鉄球で模倣した「おかえりHAYABUSAスイングバイ」
この実験はとても難しく、なかなか成功しません(笑)ですが、はまる人ははまってしまう中毒性があり、うまくいくまでずーっと鉄球を転がし続けていました。
「ネバッベッタッ スライムをつくろう」
文字通り、写真の通り、スライムをつくる実験です。これが子ども達に大人気!終始大行列。好きな色のスライムを作ってたくさんの子ども達が持ち帰りました。
「舞い上がれ 電気クラゲ」
これは、静電気を利用してビニールで作ったクラゲを舞い上がらせる実験。ただ、この日は残念なことに会場には人が多く湿気が高かった為、ほとんどクラゲは宙を舞いませんでした(´;ω;`)
他にも、白鴎大学生の「骨の形を見て何の動物かを当てるクイズ」のブース、宇都宮大学生の「種の形を紙で工作してどのように種が飛んでいくかの実験」ブースなど様々な企画が子供たちを楽しませていました。
普段できないことを経験できるこうしたイベントは、子ども達にとって大変貴重だと感じた2日間になりました。
(事務局 斉藤)