
Published on 1月 25th, 2017 | by サイエンスらいおん事務局
0サイエンスらいおんカフェ第50回(桑野修さん)
日本
〒320-0802 栃木県宇都宮市江野町8−12
■2月の話題提供者:桑野 修(くわの おさむ)さん
(国立研究開発法人海洋研究開発機構 数理科学・先端技術研究分野 研究員)
▼テーマ:地震みえるカフェ~破壊と摩擦の実験室から~
▼2月18日(土)15:30-17:00
▼開催場所:下野新聞NewsCafe
▼参加費:無料(1ドリンクオーダー制)
▼定員:15名
▼ゲスト略歴
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 数理科学・先端技術研究分野 研究員
1979年 栃木県生まれ
1998年 栃木県立宇都宮高等学校卒業
2008年 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了 博士(理学)
日本学術振興会特別研究員(DC1)、東京大学地震研究所特任研究員を経て、2012年より現職。
2015年 東レ理科教育賞奨励作受賞
2016年 宇都宮大学非常勤講師を兼任。
ウェブサイト http://www.jamstec.go.jp/mat/j/members/kuwano/
4年以上前に始まったらいおんカフェも、遂に50回目の節目を迎えました。
続けてこられたのも、参加していただく皆様のおかげです。ありがとうございます!
そんな節目のゲストは、地元出身の研究者です。
ゲストの桑野さん、ご専門は実験地震学という分野。
当たり前のことですが、地震は地中深くで起こる現象なので、発生時の挙動を見ることはできません。
地上に露出した地層や衛星を使った観測など、様々な手法で地震の現象を捉えるのが通常の地震研究ですが、桑野さんは、地震による岩石類の摩擦や破壊という現象を、できるだけシンプルな実験によって解明していこうという、少し違ったアプローチをされている方です。
JAMSTEC広報誌「Blue Earth 129号」(24-27ページ)に桑野さんの研究が特集されています[PDF形式]。
そして、それはご自身の研究にとどまらず、地震の仕組みを分かりやすく伝えるという、科学教育の場でも活かそうとされています。
寒天や偏光フィルムなど、身近に手に入るものを使って、地震の伝わり方などを可視化、つまり「見える化」するツールを自作し、イベントや出前授業等で使用しているそうです。
東レ理科教育賞を受賞したこのツールなども今回、ご持参いただき、皆さんにも触れていただく予定です。
東日本大震災を経験した栃木県ですが、時が経つにつれ、地震に対する意識も薄れがちですね。
地震そのものを科学的に考えると共に、皆さんのちょっとした疑問も質問してみませんか?
お気軽にご参加下さい!
[紹介文文責:藤平昌寿(サイエンスらいおん事務局)]
▼お申込み
「こくちーず」でのお申込みとなります。
こちらからお申し込みください。(こくちーずからの返信メールが届けば申込完了です。)
締切は2月15日24時までです。
こくちーずが使えない場合は、メールにてお申込みください。
(お名前・お電話番号・年齢をお書き添えください。また、携帯アドレスの場合は返信メールが届くようご設定ください。)
info@tochigi-lion.net