2022年7月23日 サイエンスらいおんカフェ第111回(藤平昌寿さん)
※事前の広報内容はこちらです。
とうとう来てしまいました、最終回。
とちぎサイエンスらいおん最後のイベントとなります。
告知を出して、サラッと終わるかなぁ・・・なんて考えていましたが、次々とお申込が入り、当日参加できない方々からも熱いメッセージが何件も届いたりしまして、当の本人がちょっとビックリしていました(笑)。
そしてカフェ前日には、素敵なお花まで届きました。ありがとうございます^^
当日は、10年前の初期メンバー、数年ぶりに参加された方、最近参加された方、そしてずーっと参加している常連さんなど、バラエティ豊かな参加者で溢れました。中には親子参加やお孫さんが顔を出す場面も。
20名以上いましたので、初めの自己紹介をするだけで20分ほどかかりましたが、気分はまさに同窓会!
ワクワクが止まりません。
一通り自己紹介が済んだところで、私の方からまず、これまでの10年間を振り返りました。
まずは、10年間を前期・中期・後期に分けて、どのような経緯をたどってきたのか、そして、それに絡んで私がどのような活動をしてきたのか、などを簡単に説明しました。
その後、活動毎に、様々なエピソードを交えながら解説していきます。
今日の参加者の中にも、かつての企画参加者が多くいらっしゃり、懐かしいお話なども聞けました。
一方で、最近参加された方からは、昔の内容を初めて知り、感心されている様子も伺えました。
これまでの活動内容はこのらいおんサイト内にも多く掲載されておりますので、ぜひそちらもご覧ください。
閑話休題。
サイエンスらいおんは終了しますが、カフェのネタはまだまだあるし、何よりも、皆さんからの惜しむ声にも応えたい。
・・・というわけで、新しいプロジェクト「リベラルアーツとちぎ」を立ち上げ、カフェだけは継続していくことを発表させていただいたところ、拍手が沸き上がりました。もちろん、リベラルアーツとちぎは、とちぎサイエンスらいおんとは別団体での運営になります。また、エンジョイ!カガク!!だけは帝京大学独自のイベントとして継続していく予定です。
さて、ここまでで既に1時間を優に超え、参加者お一人お一人からコメントをいただきます。
らいおんの終了を惜しんで本日参加したが、違う形で続くことに驚き、嬉しく思う、といったようなコメントを沢山いただきました。
皆さんからの熱いコメントで予定時間を大きくオーバーいたしましたが、これからもお会いできる機会ができることを楽しみに、笑顔で閉会いたしました。
カフェの中でもお話いたしましたが、わたし自身はひょんなきっかけから10年前にこのプロジェクトの立ち上げに関わることとなり、サイエンスコミュニケーションという世界に飛び込むこととなりました。リアルに宇都宮近辺で始めたらいおんカフェも、コロナ下を経て、まさか全国からオンライン参加できるイベントになるなんて、10年前には想像もしていませんでした。
そのようなプロジェクトに10年という長い間携われたこと、そして何よりも、参加機関だけではなく、多くの一般参加者によってこのプロジェクトが支えられてきたことに、大いに感謝申し上げ、次のステップに進みたいと思います。
本日ご参加いただきました皆様、そして、これまでの10年間に関わっていただいたすべての皆さま、ありがとうございました。
[文責:藤平 昌寿(とちぎサイエンスらいおん客員研究員)]