2017年11月12日 サイエンスらいおんカフェ第59回 サイエンスらいおんオープンカフェ「カードゲームでフェアトレードを知ろう!」
※事前の広報内容はこちらです。
今回のカフェもコラボ企画です。
第8回目を迎える「フェアトレードまつり」。
この祭りの実行委員会からコラボのオファーがございました。
フェアトレードについて、全く知らなかったり、言葉だけしか知らない方々に、
フラッと立ち寄りながら楽しく知ってもらいたい。
子どもたちにも楽しく学べるものが何かできないか?
というご相談でした。
以前にもオープンカフェで使用し、らいおん研究会でも取り上げたことのある、
日本サイエンスコミュニケーション協会が開発中のカードゲームプラットホームを、
初の試みとして、社会科学系のゲームとしてアレンジ試用させていただくことになりました。
実行委員の方と何度も打合せをして制作した試作品を、
実際にお手伝いいただく宇都宮大学の学生にテストプレイしていただきながら、
当日を迎えました。
当日は、穏やかな晴れ間の中、こんな雰囲気でお祭りが開催されています。
こちらが今回のブース。
ゲームはこんなツールを使用します。
各プレイヤーが自分の「店」シートを持っており、6種類のフェアトレード商品(サッカーボール・手作りアクセサリ・オーガニックコットン・チョコレート・アイスクリーム・クレヨン)を模した「手札」カードを条件によって店に置くことができ、自分の店に6種類をいち早く揃えたプレイヤーが勝ち、というルールですが、災害やハプニングのカードにより、没収されたり交換させられたりしてしまう、というゲーム構成となっています。
オープン当初はなかなかブースに訪れる方も少なかったですが、
お昼にかけて来場者が増えると、ちょこちょことブース来訪者も増えてきました。
最初の説明では分かりにくかった子どもたちも、ゲームを始めるとどんどん熱中し、何度も繰り返し来るお子さんもいらっしゃいました。
もちろん、親御さんらも参加したり、辺りで見ていたりしますが、
「このゲームって、どこで手に入るんですか?」
という質問を結構受けました。
残念ながら、開発中のプラットホームのため、試行以外では出来ないのですが、開発元としては将来的には公開していきたいとのことです。
それまで楽しみにしていただきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただきました実行委員会・ボランティア学生の皆様、ありがとうございました。
[文責:藤平 昌寿(とちぎサイエンスらいおん事務局)]