2017年3月11日 サイエンスらいおんカフェ第51回(高溝正さん)
※事前の広報内容はこちらです。
50回を超えたサイエンスらいおんカフェも通常運転!
今回は「牧草カフェ~未来の食卓を考える~」と題し、農研機構の高溝正さんをゲストにお迎えいたしました。
農研機構って何?と思われる方も居られるかと思いますが、いくつかの組織や研究所等が合併してできている国立研究開発法人です。
その一つに「畜産草地研究所」という前身組織がありまして、高溝さんはそこの所属でもありました。
畜産草地研究所と言ってもピンとこない方ももちろん多いでしょう。
東北自動車道の西那須野塩原ICを降りると、まるで牧場の中にインターという雰囲気なのですが、
ここが畜産草地研究所の敷地です。(そしてすぐ隣は千本松牧場^^)
近くにはこんな標識もあります。
さて、いざカフェへ・・・と思ったら、何やら水に入った生き物が。
これ、クラゲですね。
実は常連の参加者が、あさイチで大洗の海から取ってきたクラゲを持ってきてくれました。
クラゲ話で和んだ所からカフェスタート。
牧草と一口に言っても、色々とあるのです。
ゲストの高溝さんと会場の様子。
牧草や飼料作物のアレコレをお話しいただきます。
カルスと呼ばれる現物もお持ちいただきました。
育種や遺伝子組み換えなどについても、現在の研究を軸にお話を伺うことができました。
高溝さんはカフェの行われた3月末で農研機構を定年退職されました。
退職する直前に、お話を伺うことができて、本当に良かったです。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
[文責:藤平 昌寿(とちぎサイエンスらいおん事務局)]