イベント開催報告 image1

Published on 12月 16th, 2015 | by サイエンスらいおん事務局

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2015年12月12日 サイエンスらいおんカフェ第36回(蓮田裕一さん)

※事前の広報内容はこちらです。

満3年を迎えましたサイエンスらいおんカフェ。
下野新聞NewsCafeを会場に、帝京大学の蓮田裕一さんをお迎えして開催しました。

蓮田さんは、昨年まで栃木県立宇都宮工業高校の教員をされており、WROというロボットコンテストの日本大会・世界大会に何度もチームを出場させている先生として、その方面では有名な先生です。
この春から帝京大学の教授に就任され、大学部門でも初出場で日本大会を突破、11月に世界大会に出場してきました。
サイエンスカフェ36-チラシ

ですが、今回のテーマは「観察」。サブタイトルには「カゲロウ」の文字。何だか「???」な雰囲気ですね。
カフェの参加者には、科学に興味ある小学生やロボット・プログラミングに興味のある中学生も参加しました。
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お話は、蓮田さんが大学時代に見た新聞記事からスタートしました。
蓮田さんの在籍は工学部の機械系。ですが、新聞記事で見た「カゲロウが橋を埋め尽くし、多重衝突事故が起きた。」という記事から、「何でこんなことが起こるんだろう?」という疑問が出て、やがて年間350日ぐらい川に観察に行く生活が始まります。

農学部や生物サークルにもしょっちゅう顔を出し、専門の学生より観察に夢中になり、農学系の教員に「キミは一体何者なんだ!?」と聞かれることもしばしばあったという蓮田さん。
やがて、初めての学会発表を生物系で行うことに。

大学卒業後、高校教員や大学助手などをする傍ら、教え子を学生科学賞出展に挑戦させる中で、観察の自動化のためにロボットを制作するところからロボットのへ道がようやく始まります。
その後、WROへの挑戦など、後半は映像も交えながら、裏話などもたくさんお話いただきました。

蓮田さんの論文集も閲覧しましたが、約半分は生物・農学系、残り半分が工学系です。
ですが、蓮田さんは「僕自身にとって、工学も農学も生物学もほとんど変わりがない。」とおっしゃっていたのが、印象的です。
不思議だと思ったことであれば、何でもとことん観察する。これが蓮田さんの原点のようです。

蓮田さんのこれからのご活躍を期待しつつ、幕を閉じました。

[おまけ]会場の下野新聞NewsCafeではフクロウの展示がありました。
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【レポート:藤平昌寿(帝京大学サイエンスらいおん事務局)】

 

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