2015年10月24日 サイエンスらいおんカフェ第34回(後藤和史さん)
※事前の広報内容はこちらです。
らいおんカフェも34回目。
今回もUUサイエンスカフェとのコラボ開催となりました。
ゲストは、宇都宮大学オプティクス教育研究センターの後藤和史(ごとうかずふみ)さん。
テーマは光。みなさん、光というと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
光に注目して顕微鏡の開発をされている後藤さん。
顕微鏡でどこまで見えるか、世界一の挑戦と題して、光の干渉を利用し3次元情報を平面に記録するディジタルホログラフィを用いた顕微鏡技術(ディジタルホログラフィック顕微鏡)や光で物を捕まえ動かせる技術(光ピンセット)などを用いて、どこまで小さなものが見えるのか?についてお話いただきました。
なんと、後藤さんの研究によって、ディジタルホログラフィック顕微鏡の限界を超えた世界一のサイズ(20nmの粒子)の計測を達成することができたようです。本当にすごいですね!
光と出会うまで軌跡と今後の研究についても
お話していただきました。参加者も興味津々でした。
後藤さんのこれからの研究にも注目ですね。
今回のサイエンスらいおんカフェは一見難しそうなテーマでありましたが、多くの方々が参加されました。ゲストと参加者との距離が近く、アットホームなカフェになりました♫
後藤さんの研究に対する熱い思い。すごく伝わってきました。
分野は違えど、同じく研究をする者として、世界一の挑戦をしたいという気持ちでいっぱいになりました。
次回のサイエンスらいおんカフェもお楽しみに♪
【レポート:深田陽平(東京農工大学大学院連合農学研究科・宇都宮大学配置)】