2015年7月25日 サイエンスらいおんカフェ第31回(篠竹昭彦さん)
※事前の広報内容はこちらです。
らいおんカフェ30回の節目を超えても、毎月1回、頑張って開催してまいります!
今回は、栃木県総合教育センターのイベント「学びの杜の公開講座」の1コマとしてのコラボ開催となりました。
今回のゲストは、帝京大学機械・精密システム工学科教授の、篠竹昭彦(しのたけあきひこ)さん。
昨年、製鉄会社の研究部門から大学に移られました。
なので、テーマはもちろん製鉄。
みなさん、製鉄というと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
巨大なプラント、真っ赤に流れる鉄、あまり環境には優しく無さそう・・・などでしょうか?
製鉄の世界も日々進化をしていて、もちろん環境負荷を抑える研究もされているわけでして、
そんなお話を篠竹さんからしていただきます。
篠竹さんには以前、下野新聞紙上で連載していた「とちぎサイエンス通信」にも寄稿していただいています。
一口に製鉄といっても、さまざまな工程を経て、ようやくあの「鉄」に辿り着きます。
製鉄加工工程で出る物質の現物も見せてもらいました。
参加者も興味津々でした。
栃木県は海無し県なので、実は製鉄現場ともあまり馴染みが深くないのかもしれません。
しかしながら、内陸型の工業地域としては全国でも有数のエリアですので、当然、製鉄の恩恵は受けているわけです。
もちろん、建物や交通など、身近なところにも鉄はたくさん存在しています。
そう考えると、遠い海沿いの話ではなく、もっと色々知っていても良い題材なのかも知れません。
篠竹さんの研究にも、今後注目ですね。