2014年5月17日 サイエンスらいおんカフェ第17回(岡本竹己さん)
※事前の広報内容はこちらです。
※今回、写真データの不都合により、現場の写真がほとんどありません。ご了承ください。
今回のらいおんカフェは、らいおん参加機関でもある栃木県産業技術センターから岡本竹己(おかもとたけみ)さんがゲスト。
産業技術と聞いて、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
ロボットとか、機械とか、そんな工業系をまず思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
このセンターには実は食品を研究する部門があり、岡本さんはその中でも日本酒がご専門!
栃木県内の日本酒に関してはトップレベルの知識と研鑽の持ち主です。
日本酒の原料となるお米や麹、それらを育てる水や土、そして酒造りに欠かせない杜氏や酒蔵。
酒造りに関わる様々なモノやヒトを日々研究し、時には1日に3桁に及ぶ利き酒をすることもあるという岡本さん。
そんな岡本さんのお話が聞けるということで、参加者も酒好きや興味ある方が続々と集まりました。
現在は県内の杜氏や酒蔵の指導・育成なども行う岡本さん。
栃木の酒の歴史から、ヒト・モノの流れ、現在や将来に至るまで、大いに語っていただきました。
最近では、栃木の酒や杜氏のレベルが以前よりも格段に上がり、「地元の酒」を楽しむ機会も増えてきたとのこと。
参加者もいつもにも増して真剣な(!?)質問が飛び交いました。
また、今回は、参加機関でもある宇都宮市東図書館による、関連図書の閲覧・貸出も行われました。
休憩中も、日本酒の本を片手に大いに盛り上がる参加者の姿が見られました。
終了後も、ゲストと一部の参加者で呑みに行きました。「ぜひ第2弾を!」との声が高かった今回のカフェ。
ご参加の皆様、ありがとうございました。