イベント開催報告 2014-01-24 19.00.38

Published on 1月 27th, 2014 | by サイエンスらいおん事務局

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2014年1月24日 サイエンスらいおんカフェ第13回(植木正明さん)

▼テーマ・・・「スカイベリー物語~とちぎのイチゴ開発の歴史とともに~」
今回のゲストは、栃木のイチゴの代名詞「とちおとめ」の後継種として期待されている「スカイベリー」の開発担当の植木さん。女峰→とちおとめ→スカイベリーと進化するイチゴの品種改良にまつわる秘話をお話いただきました。

なぜ品種改良が必要なのか? なぜ栃木がイチゴで有名に? ブランド名ってなぜ必要?これから市場に出回る新品種の話をいち早く聞くことができました。

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▼話題提供者プロフィール
栃木県農業試験場いちご研究所・開発研究室長

ウェブサイト http://www.pref.tochigi.lg.jp/g61/ichigo-kenkyusyo.html

▼日時・会場:1月24日(金)18:00-20:00「プチ・プレリ錦店」

▼参加者:10名

■今回のゲストは、栃木県農業試験場いちご研究所・開発研究室長の植木正明さん。参加者は定員通りの10名。宇都宮市プチプレリ錦店さんの2階VIPルームで開催しました。
なぜ、栃木はいちご生産が多いのか?栃木家のいちご生産量は日本一。もっというと、45年連続日本一だそうです!栃木のいちご生産が盛んになってきたのは戦後辺りから。当時は、作った苺を電車に乗って東京に売りに行くところから始まったそうです。また、栃木は冬の日照時間が長く、気候が苺の生産に適していたこと、稲作の裏作としての栽培が可能だったことなどから苺の生産量が伸びていったそうです。

■スカイベリー誕生。
とちぎの苺と言えば、女峰、とちおとめ。どちらも栃木で開発された品種です。女峰ができた背景には、「クリスマス」がとても重要な要因だそうで、というのも、クリスマスと言えば、ケーキ。ケーキと言えば、いちご(なんと苺の消費の3割はクリスマスケーキと言われているそう)。ということで、11月~12月に出荷できる品種が求められ、女峰が開発されたそうです。次に、とちおとめ。こちらが開発された理由は、女峰よりもっと果実が大きくて甘くてといったよりよい品種、ということで開発されたそう。そして、スカイベリー。こちらは、高級ブランドいちごとして開発されたそうで、特徴を羅列すると、果実が極めて大きい。食味がよく外観品質が良い。収穫量が多い。病気に強い。大果で収穫労力が軽減される。果実が硬く輸送性が良い。などが特徴です。

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■今はまだ、一部のスーパーでしか購入ができないプレミアな品種、スカイベリー。今回は、らいおんカフェ参加者の方々の為にスカイベリーを持ってきて頂きました。やっぱり、実物はとても大きい!大きいのに、甘くておいしい!東京の売価でいうと、12個入りで、なん千円の高級苺とのこと!これ1個で牛丼が1杯食べられてしまうじゃないかとついつい計算してしまいました。他にも、珍しい苺もご紹介。ココナツやカラメルに似た強い香りの「桃燻(とうくん)」。白い苺、「初恋の香り」「雪うさぎ」。いちごも色々な品種があるようです。

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■今回のカフェは、とても質問が活発に飛び交う熱いカフェになり、開発苦労話や、実際のいちご農家さんのこと、商業ベースに乗せる苦労などまで聞くことができました。カフェが終わった後も、みなさん席を立たず、話題提供者へのさらなる質問や、私達運営側への「もっとたくさんの人に聞いてもらった方がいい!」といったご意見や「どこでどんな風に広報をしたらいいか」などの議論が始まるなど、厳しくも嬉しいご意見もたくさん頂戴し、なんだか盛りだくさんな時間になりました。今後も、たくさんの方々に新しい知識や情報を提供し、刺激になるようなイベントを開催していきたいと改めて思わされたカフェになりました。

 

 

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    15:00 サイエンスらいおんカフェ第85回... @ 帝京大学宇都宮キャンパス
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    ■1月の話題提供者:村井 邦彦さん (村井クリニック院長/宇都宮市医師会 認知症・社会支援部 担当理事) サイエンスカフェ85チラシPDF ▼テーマ:社会的処方って何だろう~健康とまちづくり~ ▼1月26日(日)15:00-16:30 ▼開催場所:帝京大学宇都宮キャンパス地域経済学科棟2F会議室 ※いつもの本部棟2号館とは違う建物となります。ご注意ください。 ▼参加費:無料 ▼定員:15名 2020年、今年もとちぎサイエンスらいおんをどうぞよろしくお願いいたします。 さて、栃木県内の皆様、元旦の下野新聞をご覧になった方も多くいらっしゃるかと思います。 元旦の下野新聞一面に大きく掲載されていたのが、特集連載 「なぜ君は病に… 〜社会的処方 医師たちの挑戦〜」 の初回記事でした。 この連載では、宇都宮市医師会の「在宅医療・社会支援部」の活動を軸に、 社会的処方という新たな医師たちの挑戦を描く企画となっています。 今回のゲスト、村井邦彦さんはまさにこの組織の中心として活動されている医師です。 村井さんの記事も掲載されています。 医師活動の傍ら、年間を通して、社会的処方を実現できるまちづくりにも精力的な活動をされており、 来たる2/11には、自治医科大学で開催される「在宅ケアネットワーク栃木シンポジウム」の大会長もされております。 各地で講演などもされている村井さんには今回、カフェのゲストとして、 ・現在に至るまでの経緯 ・社会的処方ってどんなこと? ・医師会での活動 ・地域で守る健康づくりとは? などの内容をお話しいただいたり、質問をしたりできる場となる予定です。 普段は講演等でお話する場面が多いそうですが、 講演では聞けないようなこともざっくばらんに聞けたりするかもしれません。 久々の日曜カフェです。ぜひ奮ってご参加ください。 [紹介文文責:藤平昌寿(帝京大学サイエンスらいおん客員研究員)] ▼お申込み 今回はメールにてお申込みください。(1/25 17時締切) (お名前・お電話番号・年齢をお書き添えください。また、携帯アドレスの場合は返信メールが届くようご設定ください。) info@tochigi-lion.net
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    とちぎサイエンスらいおん第8回公開シンポジウム「自動車の未来」 @ 帝京大学宇都宮キャンパス | 宇都宮市 | 栃木県 | 日本
    事前申込は3/26 17:00で締め切りますが、当日参加も可能ですので、直接会場にご来場ください。 第8回目を迎えるサイエンスらいおん公開シンポジウム。 例年の2月開催から3月末開催になりました。 今回は「自動車の未来」をテーマに、3名のご講演を予定しております。 今回もトークセッションを実施しない代わりに、終了後のロビーでの意見交換会(軽食付・どなたでも参加可能)でゲストや来場者とのトークが可能です。奮ってご参加ください。 ■主催 とちぎサイエンスらいおん・帝京大学 ■後援 栃木県教育委員会、一般社団法人栃木県商工会議所連合会、栃木県商工会議所連合会、栃木県中小企業団体中央会、公益社団法人栃木県経済同友会、一般社団法人栃木県情報サービス産業協会、大学コンソーシアムとちぎ、公益財団法人栃木県産業振興センター、株式会社下野新聞社、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送、株式会社エフエム栃木 ■日時 2020年3月29日(日) 14:00~16:40 ■会場 帝京大学宇都宮キャンパス 地域経済学科棟大講義室 ■プログラム予定 13:30 開場 14:00 開演 ▽開会挨拶 ▽とちぎサイエンスらいおん紹介 ▽基調講演 「自動運転の課題とその取組み」 井上 秀明 氏(株式会社自研センター 取締役・技術調査部長) ▽ブレイクタイム ▽講演 「自動車の安全対策の状況」 牧田 匡史 氏(帝京大学 理工学部機械・精密システム工学科 講師) 「自動車の電動化について」 米川明之氏(株式会社 本田技術研究所 オートモービルセンター 主任研究員) ▽閉会挨拶 16:40 終了予定・意見交換会(登壇者・参加者と直接お話いただけます) ■お申込み 「こくちーず」でのお申込みとなります。 こちらからお申し込みください。(こくちーずからの返信メールが届けば申込完了です。) 締切は3月26日17時です。これ以降は申込は出来ませんが、当日直接参加も可能です。 こくちーずが使えない場合は、メールにてお申込みください。 info@tochigi-lion.net
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    13:00 鹿沼 算数を楽しむ ―いろいろな紙... @ 鹿沼市民情報センター 1F 研修室
    鹿沼 算数を楽しむ ―いろいろな紙... @ 鹿沼市民情報センター 1F 研修室
    4月 4 @ 13:00 – 15:00
    鹿沼 算数を楽しむ ―いろいろな紙テープの輪を切ってみよう― @ 鹿沼市民情報センター 1F 研修室 | 鹿沼市 | 栃木県 | 日本
    [PDFチラシ] 【鹿沼 算数を楽しむ ― いろいろな紙テープの輪を切ってみよう ―】 紙テープで作った「いろいろな輪を切る」ことは、小学校の教科書に「メビウスの輪」や「つないだ2つの輪」を切る問題が出ています。もっといろいろなつなぎ方をした紙テープの輪を切ってみたらどうなるでしょう? 算数では自分で考えて、その考えたことを試してみることによって楽しい体験をすることができます。今回は、図形の問題を考えますが、何ができるか,「自分で考えること」と「実際にやってみたこと」に違いがあるかもしれません。みんなで話し合い,考え,そして算数で楽しみましょう. ■日 時 2020年4月4日(土) 午後1:00 ~ 3:00 終了予定 (開場12:45) ■場 所 鹿沼市民情報センター 1F 研修室 鹿沼市文化橋町1982-18 電話(0289)63-8300 駐車場あり ■参加費 無料 ※事前連絡不要(当日会場においでください) ■対 象 小学生と保護者 (一緒に算数・図形を楽しみましょう) ■準備するもの 筆記用具 ■講師 渡辺 信(生涯学習数学研究所) 福田 千枝子(帝京大学)  垣花 京子(筑波学院大学) ■主催 生涯学習数学研究所 ■後援 鹿沼市教育委員会 【保護者の皆様へ】 鹿沼で「算数を楽しむ」会を始めて,今年で15年目を迎えます.毎年桜の咲くころに鹿沼の皆様とお会いできることが楽しくなりました.今回は春休みの前になりましたが,鹿沼の皆様と算数を楽しむことができることを楽しみにしています.小学校で好きだった算数が,中学・高校と進むにつれて嫌いになるのでは問題です.お子様方に算数を楽しく学ぶきっかけを作りたい,学校で算数が楽しくなって欲しいと思ってはじめた会です.今回は,教科書に出てくる「メビウスの帯」を取り上げ,その中にあるこの種の性質を探してみます.手を動かし,頭を使い実際に作業を行いながら算数を理解しようと思います.作業をしながら算数を理解することができて,算数を学ぶ動機付けになったらよいと思っています.お子さまと一緒に参加してください.そして一緒にやることによって,算数の話題を通して話をする機会がうまれます.保護者の皆様の積極的な参加をお待ちしています.

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