2013年8月24日 第30回農業試験場公開デー/栃木県農業試験場
2013年8月24日、栃木県農業試験場にて「第30回農業試験場公開デー」が開催されました。
栃木県農業試験場は年に一度の公開デーを開催しています。今年は第30回節目の開催であり、栃木県誕生140年にもあたります。そこで、過去から現在までの農業技術の変遷や研究の進展を回顧し、将来の研究についても展望しました。昨年に引続き、事務局ではプロジェクト紹介のブース出展を行いました。
来場者は親子や家族連れなども多く、また常連客も多いとのことで、地域に根付いたイベントになっていることを実感しました。
イベントは、DNA抽出・組織培養体験・などの生物工学的なものから、水稲・花卉・果樹などの植物研究、麦わら細工や水田探検など、子どもにもわかりやすい体験まで幅広く扱っており、広大な敷地内にて飽きのこない構成となっていました。
会場は屋外でしたが、暑すぎず、雨も降らなかったので、過ごしやすいイベントでした。
農産品や食べ物の販売がやはり人気で、梨や卵はあっという間に売り切れていました。
果樹園前では、なしの新品種「おりひめ」の試食が行われ他品種との食べ比べをすることができました。
生物工学棟では震災後に試験場に導入された放射性物質測定装置を見学することができました。ここでは普段県内で生産されているイチゴや茄子、ホウレンソウなどの様々な農産物の放射能量を測定していました。
また、会場ではスタンプラリーが行われ、農業試験場の様々な知識を勉強しながら、広い敷地を巡る姿もたくさん見られました。